SimpleQRShare
相手側に何の準備もいらないファイル共有アプリです。QR コードを見せるだけで、iPhone にも Android にもパソコンにもファイルを渡せます。
最新情報
- Version 1.1.0 リリース
- SimpleQRShare 公開 — Version 1.0.0 リリース
概要
SimpleQRShare は、Android 端末のファイルを、相手側の準備なしで渡せるアプリです。送りたいものを選んで QR コードを見せると、相手はカメラで読み取ってブラウザからダウンロードできます。相手が iPhone でも Android でもパソコンでも、やり方は同じです。
要らないもの
- 相手側のアプリ — 標準のカメラとブラウザだけで受け取れます。
- アカウント登録や連絡先の交換 — QR コードを見せるだけです。
- インターネット — ファイルはこの端末から相手の端末へ直接届き、クラウドにはアップロードしません。
- その場の Wi-Fi — 無ければ「Wi-Fi を作って共有」で、アプリが一時的な Wi-Fi を作ります。
- 同じ機種や同じ OS — ブラウザがあれば受け取れます。
- ケーブルやストレージ権限
こんなときに
- iPhone の相手に、写真や動画をまとめて渡したい
- スマホのファイルを、自分のパソコンへ移したい
- 電波の届かない場所で渡したい、モバイルデータ通信量を使いたくない
- 説明会や教室で、その場の全員に資料を配りたい
手順は使い方ガイドにまとめています。
他の方法との違い
- 端末の標準機能による近距離共有は、送る側と受け取る側の両方がその機能に対応している必要があります。SimpleQRShare は、相手にブラウザがあれば使えます。
- クラウドストレージやメッセージアプリは、インターネット接続とアカウントが必要で、ファイルを一度サーバーにアップロードします。SimpleQRShare はどちらも不要で、ファイルは端末から端末へ直接届きます。
- ケーブルや USB メモリのような、物を用意する必要がありません。
主な機能
- QR コードで共有 — システムのファイル選択画面からファイルやフォルダを選び、人数と時間の上限を決めてコードを表示するだけ。受け取る側には、あなたのメッセージ・共有内容の概要・ダウンロードボタンだけのすっきりしたページが表示されます。パソコンへ送れるよう、アドレスの文字列もコピーできます。
- 他のアプリの「共有」から送れる — ギャラリーやファイルアプリで選んで「共有」→ SimpleQRShare。ファイルは先にアプリ内へコピーするので、送り元のアプリを閉じても共有は続きます。
- Wi-Fi が無くても使える — 「Wi-Fi を作って共有」で端末を一時的なアクセスポイントにし、QR コードを 2 つ表示します。① Wi-Fi 接続用(パスワード入力不要)、② ダウンロードページ用。iPhone・Android の標準カメラで利用できます。一時的な Wi-Fi は共有の終了とともに自動で停止します。
- 人数と時間の上限 — 同時にダウンロードできる人数(端末単位・10 人まで)と、共有を開けておく時間(5 分〜3 時間)を設定できます。制限時間が来ると新規の受付は停止し、進行中の転送は最後まで完了します。10 分の延長も、その場での終了もいつでも可能です。
- PIN と、1 台 1 回の制限 — 受け取る人に 4 桁の PIN を求めることができます。PIN は共有ごとに新しく作られ、共有中の画面に表示されるので口頭で伝えます。1 台につき 1 回までに制限することもできます(途中で切れた場合の再開は可能)。
- 受信状況をリアルタイム表示 — 共有中の画面に、受け取る側ごとの進捗を表示します(個別ファイルは%、ZIP は送信済みサイズ)。
- まとめて ZIP でも、1 件ずつでも — 複数のファイル・フォルダは、その場で組み立てられる 1 つの ZIP として届きます。一覧から 1 件ずつ受け取ることもでき、その場合は通信が切れても途中から再開できます。
- 受け取る側の言語で表示 — ダウンロードページは相手のブラウザの言語設定に従って表示されます(英語・日本語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・ブラジルポルトガル語)。
- 読み取りやすい QR コード — QR コードはタップで画面いっぱいに拡大できます。テーマの色で装飾することもでき、読み取りにくくなる場合は自動で素の白黒に戻ります。
- 共有中はいつでも戻れる — 共有中は通知が表示され、タップすると QR コードの画面が直接開きます。コードが読めなくならないよう共有中は画面を消灯しません(設定でオフにできます)。
- タブレット対応 UI — 横長の大画面では 2 ペイン表示になり、片側に QR コードを大きく表示(受け取る側に向けて置ける簡易キオスク)、もう片側に残り時間と受信状況を表示します。
- 5 つのテーマ — クリーン、ポップ、ギーク、エレガント、ネオン。テーマは受け取る側が見るダウンロードページにも反映されます。
広告なし・トラッキングなし・アカウント不要。 すべてこの端末の中で動作し、インターネットへのアップロードは一切ありません。
対応言語: 英語・日本語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ブラジルポルトガル語。
動作環境: Android 8.0 (API 26) 以降。
できないこと
- 離れた場所の相手には送れません。 相手の端末が、同じ Wi-Fi か、このアプリが作る Wi-Fi につながる必要があります。
- テキストや URL だけを送ることはできません。 送れるのはファイルとフォルダです。
- 相手からこの端末へファイルを送ることはできません。 送る方向は、この端末から相手への一方向です。
- 通信は HTTPS ではありません(下記)。
セキュリティに関するご注意
共有ごとにランダムなアドレスとポートを発行するため、同じネットワーク上の第三者が推測してファイルにたどり着くことはできません。共有は読み取り専用で、相手からこの端末へ何かを書き込むことはできません。共有は実行中だけ存在し、「共有を終了」をタップすると新しいダウンロードは受け付けなくなります。その時点でダウンロード途中だった相手は、最後まで受け取れることがあります。ファイルは端末の標準ファイル選択画面を通して読むため、ストレージ権限は必要ありません。
受け取る側に証明書の警告を出さないため、通信には平文の HTTP を使用します(一時的なホットスポットでは Wi-Fi の通信自体が暗号化されます)。通常のネットワークでは一般的なローカル共有と同様にお考えいただき、公衆 Wi-Fi での機密ファイルの共有は避けてください。
よくある質問
Android から iPhone に写真や動画を送るにはどうすればいいですか?
SimpleQRShare で写真や動画を選び、表示された QR コードを iPhone のカメラで読み取ってもらいます。iPhone のブラウザーでダウンロードページが開き、そのまま保存できます。iPhone 側にアプリのインストールやアカウントは要りません。両方の端末が同じ Wi-Fi につながっているか、「Wi-Fi を作って共有」を使う必要があります。
Android からパソコンにファイルを送れますか?
送れます。共有中の画面に表示されるアドレスをパソコンのブラウザーに入力すると、ダウンロードページが開きます。パソコンは Windows でも Mac でも構いません。パソコンとスマホが同じ Wi-Fi(または有線 LAN を含む同じネットワーク)につながっている必要があります。
受け取る側はアプリのインストールが必要ですか?
不要です。iPhone でも Android でも、標準のカメラで QR コードを読み取るとブラウザーでダウンロードページが開きます。アプリもアカウントもインターネット接続も要りません。
Wi-Fi もモバイル通信もない場所で送れますか?
送れます。「Wi-Fi を作って共有」を使うと、端末が一時的なアクセスポイントになり、QR コードが 2 つ表示されます。1 つ目でパスワードを入力せずに Wi-Fi へ接続し、2 つ目でダウンロードページを開きます。インターネットを経由しないので、モバイルデータ通信量も使いません。一時的な Wi-Fi は共有が終わると自動で停止します。
送れるファイルの大きさや数に制限はありますか?
アプリが設ける大きさや数の上限はありません。複数のファイルやフォルダは 1 つの ZIP として届き、1 件ずつ受け取ることもできます(この場合は接続が切れても途中から再開できます)。他のアプリの「共有」から送る場合は、ファイルを先にアプリ内へコピーするため、その分の空き容量が必要です。大きなファイルは「+ ファイル」から選ぶとコピーせずに送れます。
何人まで同時に受け取れますか?
同時にダウンロードできる人数は 1〜10 人で設定できます。延べ人数ではなく同時の人数なので、空きが出れば次の人が受け取れます。共有を開けておく時間は 5 分〜3 時間で、共有中に 10 分ずつ延長できます。
受け取れる人を限定できますか?
できます。設定の「受け取り」で「受け取る人に PIN を求める」をオンにすると、共有ごとに 4 桁の PIN が作られ、共有中の画面に表示されます。口頭で伝えた相手だけが受け取れます。「1 台につき 1 回まで」に制限することもできます。
ファイルはサーバーやクラウドにアップロードされますか?
されません。ファイルはローカルネットワーク上で、端末から相手の端末へ直接届きます。インターネットには何もアップロードせず、広告・トラッキング・アカウント登録もありません。
同じ Wi-Fi にいる他の人にファイルを取られませんか?
共有ごとにランダムなアドレスとポートで公開するため、推測ではたどり着けません。同時に受け取れる人数と公開時間に上限を設定でき、PIN を求めることもできます。共有は読み取り専用で、共有を終了すると新しいダウンロードは受け付けなくなります(その時点でダウンロード途中の相手は、最後まで受け取れることがあります)。通信は暗号化されていない HTTP なので、公共の Wi-Fi で機密性の高いファイルを扱うのは避けてください。
離れた場所にいる相手に送れますか?テキストや URL は送れますか?
どちらもできません。SimpleQRShare は近くにいる相手にファイルを渡すためのアプリで、相手の端末が同じ Wi-Fi か、アプリが作る Wi-Fi につながる必要があります。送れるのはファイルとフォルダで、テキストや URL だけを送ることはできません。相手からこの端末へファイルを送ることもできません。